近隣居住者の街区公園の利用行動に関する研究

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タイトル別名
  • Study on Resident's Behavior of Block Park in Neighborhood
  • キンリン キョジュウシャ ノ ガイク コウエン ノ リヨウ コウドウ ニカンス

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抄録

本研究では、街区公園を対象に、居住者から公園までの距離、近隣住区内の生活行動パターン、公園の内部状況と、街区公園の利用実態や公園の選択理由との相互関係を探った。その結果、居住者が街区公園を利用する際、最も近い公園を最もよく利用するとは限らないことが明らかとなった。これは、立ち寄りやすさや心理面での近さ等のアクセス面と公園の緑環境や施設整備水準等の内部状況が大きく影響するためである。従って、公園へのアクセス性の向上を図る日常生活動線上への公園配置や公園の整備水準向上を図る質的整備が利用圏域を拡大し利用率を高め、さらに、街区公園に対する愛着を高めることが公園利用率の向上に効果的であるといえる。

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