校庭の巨樹に係わる小学生および卒業生の意識に関する基礎的研究

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タイトル別名
  • A Fundamental Study of the Consciousness of Students and Graduates to Big Tree in Playground
  • コウテイ ノ キョジュ ニ カカワル ショウガクセイ オヨビ ソツギョウセイ

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抄録

本研究では, 小学校の校庭に残存する巨樹を取り上げ, 巨樹との接し方や巨樹とともに過ごす経験が, 小学生および卒業生に与える影響を把握することを目的とした。調査は東京都区部の小学校を対象とし, 小学生および卒業生にアンケートを行い, 調査対象とした巨樹に対する意識やかかわり合いについて調べた。その結果, 小学生については, 巨樹に対して接触頻度が高いほど木陰を好ましく思い, シンボル意識が認められ, 巨樹に対する保全意識も醸成されることが把握された。また, 卒業生については, 巨樹との接触の結果, 巨樹に対するシンボル意識や保全意識が認められるのみならず, 巨樹のそばを自然と接する貴重な場所として考えていることが推察された。

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参考文献 (11)*注記

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