書誌事項
- タイトル別名
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- A Fundamental Study of the Consciousness of Students and Graduates to Big Tree in Playground
- コウテイ ノ キョジュ ニ カカワル ショウガクセイ オヨビ ソツギョウセイ
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抄録
本研究では, 小学校の校庭に残存する巨樹を取り上げ, 巨樹との接し方や巨樹とともに過ごす経験が, 小学生および卒業生に与える影響を把握することを目的とした。調査は東京都区部の小学校を対象とし, 小学生および卒業生にアンケートを行い, 調査対象とした巨樹に対する意識やかかわり合いについて調べた。その結果, 小学生については, 巨樹に対して接触頻度が高いほど木陰を好ましく思い, シンボル意識が認められ, 巨樹に対する保全意識も醸成されることが把握された。また, 卒業生については, 巨樹との接触の結果, 巨樹に対するシンボル意識や保全意識が認められるのみならず, 巨樹のそばを自然と接する貴重な場所として考えていることが推察された。
収録刊行物
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- ランドスケープ研究
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ランドスケープ研究 59 (5), 81-84, 1996-03-29
公益社団法人 日本造園学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680646783744
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- NII論文ID
- 110004305963
- 10006298118
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- NII書誌ID
- AN10455955
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- ISSN
- 13484559
- 13408984
- http://id.crossref.org/issn/13408984
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- NDL書誌ID
- 4533078
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可