ユーザー部門におけるナレッジマネジメントシステム導入アプローチの構築に向けて

書誌事項

タイトル別名
  • An study of approach for introducing knowldge management system for the user department
  • -Based on a case of AJINOMOTO Group Innovation Activity Portal Site-
  • ~味の素グループ革新ポータルサイト導入事例をもとに~

説明

ナレッジマネジメントシステムには他の業務システムとは異なる特有の課題がある.これらの課題に対する個別の対策は数多く提唱されているが,ナレッジマネジメントシステム導入の際に,導入を検討する部署(以下,ユーザー部門)が検討すべき事項を体系化したアプローチが無い.味の素株式会社は,国内工場で行われた生産革新活動のグループ・グローバル展開を加速するため,生産技術・改善事例を扱うナレッジマネジメントシステムである味の素グループ革新ポータルサイトを構築した.本稿では,本サイト導入における検討手順を紹介し,ユーザー部門がナレッジマネジメントシステムを導入する際に必要となるアプローチについて考察した.その結果,紹介した検討手順がアプローチの骨子となること,アプローチにおける「検討主体であるユーザー部門の学習サイクル」,「ステークホルダー間の合意形成」のプロセスの必要性が考察された.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680686782336
  • NII論文ID
    130005049250
  • DOI
    10.11497/jasmin.2008f.0.121.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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