基礎配属の教育効果の検証

DOI
  • 後藤 哲哉
    九州歯科大学生命科学講座頭頚部構造解析学分野
  • 瀬田 裕司
    九州歯科大学生命科学講座口腔組織機能解析学分野

書誌事項

タイトル別名
  • The impacts of "Learning in a Basic Department" program on students' interest in basic dental sciences
  • 研究室配属に向けて

抄録

九州歯科大学では1997年より基礎配属を行ってきたが、学生、 教員、 基礎配属を受けた大学院生に対してアンケートを行い基礎配属の効果について検証した。 多くの学生が教師の熱意を感じており、基礎歯科学に対する強い興味を持っており、 教員も基礎配属が基礎歯科学に対する学生のモチベーションを強めることに対しては肯定的であった。しかしながら、学生が基礎歯科学の大学院に進学することに大してはほとんど影響を示さなかった。また、大学院生に対するアンケートでは基礎配属は大学院の進学については少し影響がみられ、研究についてはある程度役立っていることが示された。これらの結果により基礎配属はさらなる改善が必要であり、学生の努力に対する適正な評価が必要であることを示している。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680689987072
  • NII論文ID
    130007021997
  • DOI
    10.11495/jkds.kds65.0.49.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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