IV.炉周辺材料とトリチウムとの相互作用とその処理

DOI
  • 登尾 一幸
    京都大学 学際融合教育推進センター 生存基盤科学研究ユニット
  • 柴田 敏宏
    京都大学 エネルギー理工学研究所
  • 山本 靖
    関西大学システム理工学部 電気電子情報工学科
  • 小西 哲之
    京都大学 エネルギー理工学研究所

書誌事項

タイトル別名
  • IV. Tritium interaction with organic materials and handling for safety
  • (6) Assesment of fusion plant design based on analysing tritium impact on public health
  • (6)トリチウムの公衆影響に至る経路分析に基づくプラント設計の評価

抄録

核融合炉内の真空容器、ブランケット、燃料系では様々な形でトリチウムが存在し、またそれらは工学的に制御された形で使用される。しかしすべての工学的処理と閉じ込めはトリチウムの環境への放出を伴うものである。それらは環境及び生体において、炉の形式や放出場所、トリチウムの化学形態に応じた挙動を示し、最終的には様々な経路を通って健康上や経済的な被害リスクとなる。この影響経路の知見をもとに、トリチウムの核融合炉内での制御プロセスを評価し、その工学設計に反映するためのいくつかの指針を提案する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680701250176
  • NII論文ID
    130007035487
  • DOI
    10.11561/aesj.2011f.0.786.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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