看護系大学院修士課程学生の入学志望動機・目的とその関連要因

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タイトル別名
  • The Motive for the Choice for and the Purpose of Student Entrance into a Master Course of a Nursing Graduate School and Their Relevant Factors
  • カンゴケイ ダイガクイン シュウシ カテイ ガクセイ ノ ニュウガク シボウ ドウキ モクテキ ト ソノ カンレン ヨウイン

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抄録

本研究は看護系大学院修士課程学生の入学志望動機と入学目的およびその関連要因を明らかにした。<br> 1.学生は看護系4年制大学を卒業し,看護師実務経験のある未婚者が多かった。<br> 2.入学志望動機は,勉強の必要性を感じた者が多かった。<br> 3 .入学志望動機の比較においては,「仕事に疑問を感じた」は,30歳以上に,「親・友人から勧められた」は30歳未満に有意に高率であった。<br> 4 .実務経験の有無による入学志望動機の比較においては,「幅広い視点で看護を見直したかった」,「仕事に疑問を感じた」は,実務経験有りに,また「親・友人から勧められた」は,実務経験無しに有意に高率であった。<br> 5.入学目的においては,「研究能力を身につけること」や「博士課程への進学」は,修了後,教員・研究職を希望する者に多くあげられ,「専門領域を深めること」や「専門看護師の資格を取得するため」は,臨床等現場で働くことを希望している者に多くあげられた。

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