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- 深柄 和彦
- 東京大学医学部附属病院 手術部
書誌事項
- タイトル別名
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- Glutamine, arginine, selenium, and other antioxidant
- グルタミン 、 アルギニン 、 セレン 、 タ コウサンカ ブッシツ
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抄録
完全静脈栄養法の開発が栄養療法、いや医学における最高の進歩の一つであることは異論のない事実であろう。その後、エポックメイキングな進歩が見られなかった臨床栄養の歴史の中で、アルギニンやグルタミン、ω -3系脂肪酸、抗酸化物質などの免疫栄養による生体反応の改善は、われわれ臨床栄養に関わる者たちにとって誇らしい進歩の象徴であった。<br>ところが、ここ数年、免疫栄養に関するエビデンスが覆され、臨床での応用に疑問符が投げかけられている状況になっている。本稿では、これら免疫栄養のこれまでの流れを振り返り、今、何を臨床の現場で信じていけばいいのか概説したい。
収録刊行物
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- 日本静脈経腸栄養学会雑誌
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日本静脈経腸栄養学会雑誌 30 (2), 675-678, 2015
一般社団法人 日本静脈経腸栄養学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680736477824
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- NII論文ID
- 130005069234
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- NII書誌ID
- AA12716548
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- ISSN
- 2189017x
- 21890161
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- NDL書誌ID
- 030737084
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可