南倉大橋の景観設計

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タイトル別名
  • Aesthetic Design of Namchang Bridge

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抄録

韓国南西部の全羅南道の道庁移転に伴い、大規模な新都市開発が進められた。新都市へのアクセス道路の中で南倉川を渡る南倉大橋は、都市の入口部に位置し新都市のゲートの役割を担うことから、コンペ形式で設計者が決まることになった。筆者らは韓国の設計コンサルタントの景観アドバイザーとしてプロジェクトに参画し、我々の設計案が特定された。設計案は、ランドマークの役割を果たすべく特徴的な構造形式を選定し、橋長172.5m、支間112.5mの非対称傾斜主塔のPC斜張橋を提案した。韓国の風水地理をヒントに主塔部を龍と見立てた「新都市の発展を見つめる龍の橋」をコンセプトに設定し、主塔のデザインを行った。造形の自由度が高いコンクリートの特性を活かし、主塔とケーブルアンカーの一体感を持たせた曲線による側面形状、テーパーや面取りによるシャープな断面形状を検討し、構造美を活かす造形を創出した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680740524416
  • NII論文ID
    110009612477
  • NII書誌ID
    AN10547226
  • DOI
    10.11247/adrjssd.18.1_60
  • ISSN
    21887772
    13418475
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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