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- 深沢 三千男
- 神戸商科大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Scene of "Wakamurasaki"
- ワカムラサキ ノ フウケイ
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抄録
若紫巻北山に展開する情景には、何か思わせぶりな記号性が浮上するようである。源氏を治療する聖が瀕死のイメージで洞窟から現われねばならなかったのは、源氏の死と再生の助産役を型取るものであろうし、若紫君を中心に源氏にも変換して浮上するかぐや姫記号群は、物語を方向づけ、その始動の原動力になっていようし、遊仙窟の影響もあり、以上全過程で侵入ないし浮上する記号性なる他者を捕食する、作者の強靭な創造力が観察される。
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 37 (5), 14-23, 1988
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680752643968
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- NII論文ID
- 110009924014
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 2884901
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可