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- 宮内 淳子
- 相模女子大学短期大学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Tanizaki's Tade Kuu Mushi Period : Disappearance of "La Femme"
- タデクウ ムシ ノ コロ La Femme ノ ショウシツ
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抄録
「蓼喰ふ虫」が谷崎文学の転機をなす作品であることは定説となっている。小論ではその転機をなしたものとして、それまで谷崎がとらわれてきた「永遠女性」の消失を据えた。この至上価値が失われた時、谷崎は閉ざされた価値体系から開放され、改めて自ら「永遠女性」の語り手になる自覚を持った。そこに谷崎の古典回帰の時代が生じて来る。「蓼喰ふ虫」に描かれた三人の女性の「うそ」と「ほんたう」を比較しながら、この時期の谷崎の変化について考える。
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 36 (6), 26-36, 1987
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680753826688
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- NII論文ID
- 110009925069
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 2832173
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可