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- 渡瀬 淳子
- 早稲田大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Goddess of Atsuta and Yang Guifei : A Legend in "Genso-kotei-no-koto" and Its Subsequent Transformation
- アツタ ノ ヨウキヒ デンセツ ソガモノガタリカン 2 ゲンソウコウテイ ノ コト オ タンショ ト シテ
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抄録
中・近世を通して流行した、熱田明神が楊貴妃となったという伝説について、中世の諸文化との関連から多角的に論じた。『曽我物語』巻二「玄宗皇帝の事」という章段の簡単な記述を出発点とし、この伝説がどのように生成・発展し、広がっていったかを追った。その中で、時代が下るにつれて物語が具体的に変化していく様子や、謡曲や『長恨歌』注釈への影響、日本の伝説の中国への輸入など、この伝説を取り巻く状況が明らかになった。
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 54 (12), 21-29, 2005
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680755058304
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- NII論文ID
- 110009890030
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 7758856
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可