詩『ライオン』(工藤直子作)と子どもの思想(<特集><ことばの力>との出会い-学校の現在と文学教育-)

書誌事項

タイトル別名
  • Teaching a Poem Lion : What a Child Is Thinking(<Special Issue>Power of Language: The Present School System and Literature Education)
  • 詩「ライオン」(工藤直子作)と子どもの思想
  • シ ライオン クドウ ナオコサク ト コドモ ノ シソウ

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抄録

子どもたちに、<個の思想>を自覚させ、醸成させていくことが、今、大切であると私は考えている。又、<他者の思想>を尊重し、十分理解すると共に批評し合える子どもに育てたい。<個の思想>とは、自分の生きている姿の認識であり、子どもの生活行動をうながす自分なりの考え方であろう。ことばによる学習、とりわけ文学作品はこの力を育てるのにふさわしい教材である。私の拙い実践を紹介しながら、子どもたちの学習の過程を述べてみたい。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 46 (8), 27-36, 1997

    日本文学協会

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