文学と教育の間 : 「文学教育」論議で問われてきたもの(<特集>いま再び問う-文学教育の根拠)

書誌事項

タイトル別名
  • Between Literature and Teaching : Ethics of Literature Education(<Special Issue>Reviewing the Meaning of Literature Education)
  • 文学と教育の間--「文学教育」論議で問われてきたもの
  • ブンガク ト キョウイク ノ アイダ ブンガク キョウイク ロンギ デ トワレテ キタ モノ

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抄録

あらゆるスポーツや勝負事と同様、文学を価値付け、これを文化的営為として成り立たせている大きな要因に、「倫理」がある。それは、サルトルがカント哲学に基づき提起した「自由」と「呼びかけとしての文学」の問題系にかかわっている。本稿は、この問題系を踏まえながら、これまでの主要な文学教育論議を検討し、文学と教育との関係を、とりわけ「倫理」の観点から取り上げ、論じている。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 52 (8), 66-73, 2003

    日本文学協会

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