11教−09−口−42 「主体的・対話的で深い学び」に関する指導者の捉えについての一考察(第Ⅱ報)

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抄録

<p> 「アクティブ・ラーニング」導入に際し、留意していくことの明確化を第I報の目的として研究を進めてきた。その結果、「アクティブ・ラーニング」の3つの学びのうち、「深い学び」における授業の構想に困惑を示し、情報をほしがっていることが分かった。また、学校現場では、「形式のみの放任の授業」「運動量の確保の困難」「授業時数の不足」などを懸念していることも分かった。よって、学校現場では、これらを意識して導入していくことが重要であることを示唆した。</p><p> 第I報の時期から一年が過ぎ、「アクティブ・ラーニング」という言葉の代わりに「主体的・対話的で深い学び」という表現となったことや、教育雑誌等からの具体的な実践が情報として、以前より多く学校現場へ入ってきている。</p><p> 本研究では、この一年間での様々な情報により、「主体的・対話的で深い学び」に学校現場の意識や授業構成力などが、どのように変容したかを明確にしていき、今後の「主体的・対話的で深い学び」に関する授業に生かしていくことを目的とした。</p><p> 研究方法は、アンケートを実施後、テキストマイングを使って分析していく。詳しい内容については、当日の発表とする。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680789234176
  • NII論文ID
    130006352137
  • DOI
    10.20693/jspehss.68.267_3
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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