書誌事項
- タイトル別名
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- Study of the Angle of a Shamisen Player's Neck while the Player is Playing the Instrument
- シャミセン エンソウジ ニ オケル サオ ノ カクド ノ ケンキュウ
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抄録
<p> 本稿は, 三味線演奏時における演奏者の棹の角度を研究するものである。343名の演奏者を分析したところ, 平均値は32度, 最頻値は33度, 標準偏差は3.7で, 度数分布曲線は最頻値33度を頂点とする釣鐘型の対称分布であることが明らかになった。</p><p> さらにF検定を用いて, 長唄と他の種目との検定を行った。その結果, 長唄の母分散と等しいのは一中節, 義太夫節, 清元節, 小唄, 座敷唄, 地歌, 新内節, 創作曲, 端唄, 宮薗節で, 等しくないのは上方唄, 常磐津節, 民謡となった。そしてF検定の結果をもとにt検定を行った結果, 母平均が長唄と等しいのは上方唄, 義太夫節, 清元節, 小唄, 座敷唄, 地歌, 新内節, 創作曲, 常磐津節, 宮薗節, 民謡で, 等しくないのは一中節と端唄となった。性別に関しては, 男女間で母分散は異なるが, 母平均は等しい。また, 棹の角度は服装, 座り方, 演奏方法の違いで大きな影響を受けるわけではない。</p>
収録刊行物
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- 音楽教育学
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音楽教育学 40 (2), 1-12, 2010
日本音楽教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680795200768
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- NII論文ID
- 130005944027
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- NII書誌ID
- AN00034473
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- ISSN
- 24241644
- 02896907
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- NDL書誌ID
- 10952986
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可