教師のセルフ・エフィカシーを高める図画工作科研修のための基礎的研究 : 姫路市図画工作科自主研修会を事例として

書誌事項

タイトル別名
  • Basic Research on Teachers' Workshops in Arts and Crafts for Improvement in Teachers' Self-efficacy : The Case of Arts and Crafts Individual Study in Himeji City
  • キョウシ ノ セルフ ・ エフィカシー オ タカメル ズガ コウサクカ ケンシュウ ノ タメ ノ キソテキ ケンキュウ : ヒメジシ ズガ コウサクカ ジシュ ケンシュウカイ オ ジレイ ト シテ

この論文をさがす

抄録

学校現場において病気休職した教師の割合は年々増加傾向にあり,教師にはストレスをコントロールするスキルの習得が求められている。このストレス等を軽減させる手だての一つに「セルフ・エフィカシー(遂行可能感)」の有用性が指摘されている。しかし,校内研修等は学習指導法が中心であり,それを学ぶ機会は少ない。そこで,本研究ではセルフ・エフィカシーを高めることのできる研修会の内容と実施方法を検証する事例として姫路市図画工作科自主研修会に着目した。まず, A ・バンデューラの指摘するセルフ・エフイカシーが変化する4つの情報源「遂行行動の達成・代理的体験・言語的説得・情動的喚起」と研修会との関連を整理・分析した。すると,図画工作科研修会が教師のセルフ・エフィカシーを高めるいくつかの要因を見いだすことができた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ