農業土木と軟弱地盤対策 (その13)
-
- 鈴木 音彦
- (株) 新技術研究所
書誌事項
- タイトル別名
-
- Measures of Soft Ground and Irrigation, Drainage and Reclamation Engineering (13)
- A Review of the Engineering Characteristics of Soft Bangkok Clay
- バンコク粘土地の軟弱地盤対策
説明
タイ国のバンコク市周辺に南北約300km, 東西約200kmの範囲に広がる平坦な海成地盤のチャオプラヤ・デルタは軟弱な粘性土を主体として形成されている。この粘性土は世界的に有明な取扱いの難しい土で, 道路盛土は高さ2.5mが限界であり, 排水路は掘削勾配を何割にしたら安定するのか分からないといわれている。このような軟弱地盤上に種々の構造物を建設するためには, どのような対策が必要か, 多数の技術者が研究中である。本文においては, 現在までに明らかにされたバンコク粘土の工学的特性とその根拠となっている化学的性質について, 世界中の研究者の研究成果を整理して紹介するものである。
収録刊行物
-
- 農業土木学会誌
-
農業土木学会誌 63 (9), 981-987,a3, 1995
社団法人 農業農村工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680898860672
-
- NII論文ID
- 130004289856
-
- ISSN
- 18847188
- 03695123
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可