ランダムな初期配置におけるq-TASEPのゆらぎ
書誌事項
- タイトル別名
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- Fluctuations in the q-TASEP with random initial data
抄録
<p>q-完全非対称排他過程(q-TASEP)は、相互作用するランダムウォークモデルであり、KPZ普遍クラスに属することが知られている。また可解な数理構造を持ち、物理量の揺らぎを厳密に計算できるモデルである。これまでのq-TASEPの研究は主にステップ初期配置における粒子の揺らぎに関するものであった。しかしランダムな初期配置については、モーメントの発散の問題があり、マクドナルド過程や双対性等の従来の手法を用いることが出来ず、ゆらぎの性質が十分に議論されてこなかった。本講演では、半定常初期条件と呼ばれるランダムな初期配置における粒子の揺らぎを厳密に取り扱う手法、およびそれによって得られるフレドホルム行列式公式について報告する。時間があれば、揺らぎの漸近解析についてもお話したい。</p>
収録刊行物
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- 日本物理学会講演概要集
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日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2787-2787, 2016
一般社団法人 日本物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680936553856
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- NII論文ID
- 130006245497
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- ISSN
- 21890803
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可