味噌の高級化に先がける

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  • ミソ ノ コウキュウカ ニ サキガケル

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抄録

味噌を贅沢品の仲間に加えるにあたって1は, 一大決断を要したに違いない。申すまでもなく, 古くから味噌は, 安価な国民栄養食として庶民の生活を支えて来たのであって, 贅沢品などという観念からは縁遠い存在だったからである。近来, 国民所得の急速な上昇に伴って, 消費者の需要も必需品から多様化・高級化を通じて, その範囲を拡げつつある。当社の成功は, こうした時代の流れを先取りしたことにあるが, 成功すればしたで新たな問題が踵続している。読者と共に若き経営者の健闘を祈りたい。

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