Exploitation des sous-titres de film en classe de FLE Sous-titrage d'un extrait du film La Haine de Mathieu Kassovitz

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説明

本稿では独特な文化的特徴をもつフランス映画と外国語としてのフランス語教育(FLE)におけるそれら特徴の教育上の利用について検討する。字幕の作成には,翻訳の技術,観客の読む速さとオーバーレイテキストに与えられた空間による制限など,様々なスキルを必要とする。映画は,しばしば教師が教材とする教科書にはない社会・言語的アプローチを含んでいる。また,映画の言葉の意味及び映画の形式上や物語上のコンテンツを規制する,フランスのCSAに相当する映画倫理管理委員会のような機関の働きを考慮する必要がある。字幕作成の実際の部分に入る前に,映画における翻訳の研究理論とこのようなアプローチの教育的価値について述べる。フランス映画を代表するマチュー・カソヴィッツ監督の『憎しみ』を理解するため,その社会的言語と社会文化的要素の重要性を分析する。

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