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- 大津 真一
- 日本アイ・ビー・エム株式会社
書誌事項
- タイトル別名
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- Introduction of New Communication Model "Inferential Model"(<Special Issue>Management of People and Team)
- 新しいコミュニケーションモデル「推論モデル」の紹介
- アタラシイ コミュニケーション モデル 「 スイロン モデル 」 ノ ショウカイ
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説明
語用論の分野においては,コードモデルに代わる新しいコミュニケーションモデルとして「推論モデル」が提唱されている.「推論モデル」とは,コミュニケーションにおいて受け手のコンテクストを用いた「推論」が重要な役割を果たす,という考え方である.しかしながら,プロジェクトマネジメントの分野においては,この「推論モデル」は十分取り上げられてはいない.そこで,本稿では,この新しいコミュニケーションモデル「推論モデル」の考え方をコードモデルと対比する形で紹介する.この推論モデルの考え方をプロジェクト・マネージャーが理解することは,プロジェクトの現場におけるコミュニケーションの齟齬,いわゆる「話が通じない」事象に対する予防策のひとつとなりえるだろう.今後,プロジェクトマネジメントの,特にコミュニケーションマネジメントのエリアにおいて「推論モデル」を扱った議論が活発に行われることが期待される.
収録刊行物
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- プロジェクトマネジメント学会誌
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プロジェクトマネジメント学会誌 16 (1), 13-17, 2014
一般社団法人 プロジェクトマネジメント学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681087790336
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- NII論文ID
- 110009810313
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- NII書誌ID
- AA11391448
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- ISSN
- 24333069
- 1345031X
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- NDL書誌ID
- 025492542
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可