1-4 誘発条件を考慮したヒューマンエラーのリスク評価手法の提案(5)(セッション1「安全性・リスク(1)」)

DOI
  • 羽山 和紀
    公益財団法人鉄道総合技術研究所人間科学研究部安全性解析
  • 鏑木 俊暁
    公益財団法人鉄道総合技術研究所人間科学研究部安全性解析
  • 宮地 由芽子
    公益財団法人鉄道総合技術研究所人間科学研究部安全性解析

書誌事項

タイトル別名
  • 1-4 The proposal of Risk Evaluation method of Human Error with consideration on Inducement Factors (5)

抄録

ヒューマンエラーの防止には,当該作業で想定されるエラーについて,そのリスクの程度を把握し,リスクに応じて適正に管理することが求められる.そこで,本研究では,鉄道の運行管理業務に対して,先行研究で提案したヒューマンエラーのリスク評価手法の適用を実施した.ここでは,列車集中制御装置(CTC)システムにおいて作業手順が同一であるルート構成作業に対して,作業環境条件別にリスク評価を比較した結果を示した.この結果,列車の遅延が「30分以上の場合」と「ダイヤ乱れが回復した直後」について,リスク評価時の作業モードで特に考慮すべき条件であることを示した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681107539072
  • NII論文ID
    110008672861
  • DOI
    10.11348/reajsym.2011spring.19.0_19
  • ISSN
    24242357
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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