振動リード法及び音響インパルス応答法 (打音) によるリンゴ果肉テクスチャーの測定

書誌事項

タイトル別名
  • Vibrating Reed Method and Nondestructive Acoustic Impulse Response Method for Measuring Textural Quality of Apple Flesh
  • 振動リード法および音響インパルス応答法(打音)によるリンゴ果肉テクスチャーの測定〔英文〕
  • シンドウ リードホウ オヨビ オンキョウ インパルス オウトウホウ ダオン ニ

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抄録

0°C及び室温に貯蔵されたリンゴ‘スターキングデリシャス’について, 振動リード法と音響インパルス応答法を適用し, 果肉テクスチャーを測定した. 振動リード法では, 短冊形果肉切片の, たわみ振動の共振曲線から, 動的弾性率 (E′) 及び損失弾性率 (E′′) を測定する. 共振ピークの高さの任意倍の振幅でのピーク幅を用いてE′, E′′を求める式を導いた. E′は107dyne/cm2, E′′は106dyne/cm2のオーダーであった. E′及び音響インパルス応答法により打音から求められた指標は, 貯蔵温度の異なるサンプルでは有意な差を示し, 果肉硬度の差に対応していた. 振動リード法及び打音による方法は, リンゴの果肉硬度測定法として有効であることが認められた.

収録刊行物

  • 園芸学会雑誌

    園芸学会雑誌 51 (2), 210-218, 1982

    一般社団法人 園芸学会

被引用文献 (3)*注記

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参考文献 (8)*注記

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