光触媒酸化チタンコーティングによる義歯床のプラークコントロールに関する研究  第2報  清掃法の違いがコーティング剤の残存に及ぼす影響

  • 槙原 絵理
    九州歯科大学口腔機能科学専攻口腔機能再建学講座顎口腔欠損再構築学分野
  • 鱒見 進一
    九州歯科大学口腔機能科学専攻口腔機能再建学講座顎口腔欠損再構築学分野
  • 有田 正博
    九州歯科大学口腔機能科学専攻口腔機能再建学講座顎口腔欠損再構築学分野
  • 帆鷲 秀一郎
    九州歯科大学口腔機能科学専攻口腔機能再建学講座顎口腔欠損再構築学分野
  • 河野 稔広
    九州歯科大学口腔機能科学専攻口腔機能再建学講座顎口腔欠損再構築学分野
  • 鬼塚 謙治
    九州歯科大学口腔機能科学専攻口腔機能再建学講座顎口腔欠損再構築学分野
  • 古橋 会治
    九州歯科大学口腔機能科学専攻口腔機能再建学講座顎口腔欠損再構築学分野
  • 久保 雅晴
    九州歯科大学口腔機能科学専攻口腔機能再建学講座顎口腔欠損再構築学分野
  • 和久田 一成
    九州歯科大学口腔機能科学専攻口腔機能再建学講座顎口腔欠損再構築学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Denture Plaque Control on Titanium Dioxide Coated Acrylic Resin Plates (Part 2: Effects of Cleaning Methods on Coating Materials)
  • ヒカリ ショクバイ サンカ チタン コーティング ニ ヨル ギシショウ ノ プラークコントロール ニ カンスル ケンキュウ ダイ2ホウ セイソウホウ ノ チガイ ガ コーティングザイ ノ ザンソン ニ オヨボス エイキョウ
  • (Part 2:Effects of Cleaning Methods on Coating Materials)
  • 第2報 清掃法の違いがコーティング剤の残存に及ぼす影響

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説明

本研究の目的は,義歯清掃法の違いによって義歯床用レジンプレートに塗布した光触媒酸化チタン薄膜コーティング剤の残存率の違いについて検討することである.清掃方法は流水のみのコントロール群,義歯洗浄剤群,超音波洗浄器群および義歯用ブラシ群とした.コーティング薄膜のプレート上残存率について経時的に観察したところ,義歯用ブラシを用いて清掃を行うとコーティング薄膜はレジンプレート上にほとんど残存しないことがわかった.一方,流水のみ,超音波洗浄器および義歯洗浄剤での清掃の場合には,薄膜コーティング剤塗布直後と比較してほとんど変化が認められなかった.また,これら3種の清掃方法によるコーティング薄膜の残存率には有意差が認められなかったことから,これら3種の清掃方法は薄膜コーティング剤に対する影響はないと思われた.

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参考文献 (14)*注記

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