RICHARDS生長関数に基づく同齢単純林の生長モデル (II)

書誌事項

タイトル別名
  • A System of Growth Models for Even-Aged Pure Stands Based on the RICHARDS Growth Function (II)
  • Richards生長関数に基づく同齢単純林の生長モデルー2-林分材積の生長モデル〔英文〕
  • Richards セイチョウ カンスウ ニ モトズク ドウレイ タンジュンリン
  • 林分材積の生長モデル
  • A Growth Model for Stand Volume

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抄録

すでに導き出されている胸高断面積と平均樹高の生長モデルを材積式で結びつけて,幹材積の生長をモデル化した。これによって, RICHARDS生長関数に基づく合計と平均レベルの量に関する同齢単純林の林分生長モデルが完成した。材積式の誘導に際しては,幹材積を胸高位置で上下に分けて取り扱った。この材積式は単木の幹材積を求めるためのものであるので,それを林分の合計量や平均値に適用する際の問題点について考察した。幼齢林を除けぼ,胸高断面積合計と平均樹高にこの材積式を適用しても,林分材積をかなり正確に推定できることを明らかにした。最後に,導き出された林分生長モデル全体を,異なる強度で間伐の行われたヒノキの固定試験地からの生長データに適期した結果を示した。モデルの適合度は良好であった。

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