書誌事項
- タイトル別名
-
- Studies on the Application of Alginate to the Food Industries. Part II
- アルギン サンエン ノ ショクヒン コウギョウ エ ノ オウヨウ ニ カンスル ケンキュウ 2 アルギンサン ナトリウム ノ ゼリー ケイセイノウ ニ ツイテ
- On the jelly-forming properties of sodium alginate
- アルギン酸ナトリウムのゼリー形成能について
この論文をさがす
説明
アルギン酸ナトリウムのゼリー形成能について検討し,つぎの知見を得た。<BR>(1) 反応液については,A, Bともほぼ同一性状のゼリーを形成するが反復使用する場合にはBのほうがよい。<BR>(2) 反応液中のCa+2の量は60~70mgぐらいの場合に好適なゼリーが得られる。したがって反応液の濃度はAについては0.8%, Bについては0.6%付近が適当である。<BR>(3) Na-Algの濃度は1.5~2.0%,重合度は1%溶液の粘度250~350cpを示すものがよい。<BR>(4) Ca-Algの生成量が少なければゼリーは軟弱でキレツが発生し,食感および保形性は悪く,またCa-Algの生成量が多ければ保形性は良いがゼリーは硬くなり食感を不良にする。好適なゼリーを得るにはCa-Alg量は40~50%がよい。<BR>(5) 反応時間はAについては8~10分,Bについては12~14分が適当である。<BR>(6) Ca+2の置換量はNa-Algの濃度,重合度,反応時間,温度,反応液中のCa+2濃度により影響される。
収録刊行物
-
- 日本食品工業学会誌
-
日本食品工業学会誌 12 (10), 421-426, 1965
社団法人 日本食品科学工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282681383389312
-
- NII論文ID
- 130003787673
-
- NII書誌ID
- AN00192587
-
- NDL書誌ID
- 8389665
-
- ISSN
- 00290394
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可