ジャガイモの各種加熱処理とポリフェノール化合物の変化
書誌事項
- タイトル別名
-
- Changes in Phenolic Compounds during Heating a Potato
- ジャガイモ ノ カクシュ カネツ ショリ ト ポリフェノール カゴウブツ ノ ヘンカ
この論文をさがす
説明
ジャガイモの各種加熱処理(過熱水蒸気,微細水滴を含んだ過熱水蒸気,高温空気および茹で加熱)における主要なポリフェノール化合物の変動を追跡した.ジャガイモの調理加熱中のポリフェノール化合物の保持には品温の履歴が大きく関与していた.また,ジャガイモ組織においてポリフェノール化合物は60℃付近から80℃付近で顕著に減少し,これはPPOとの反応によると考えられた.ジャガイモのポリフェノール化合物濃度およびPPO活性の高い部分は表層部に偏っており,ジャガイモの調理加熱において表層部の温度を速やかに80℃以上まで上昇させることでポリフェノール化合物を高く保持できることが示唆された.
収録刊行物
-
- 日本食品科学工学会誌
-
日本食品科学工学会誌 56 (3), 171-176, 2009
公益社団法人 日本食品科学工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282681384954112
-
- NII論文ID
- 10024855184
-
- NII書誌ID
- AN10467499
-
- ISSN
- 18816681
- 1341027X
-
- NDL書誌ID
- 10175661
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可