生元素安定同位体比解析による養殖ウナギの産地判別の可能性
書誌事項
- タイトル別名
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- Stable Isotope Ratio Analysis for Verifying the Geographical Origin of Cultured Eel in Japan
- セイゲンソ アンテイ ドウイタイヒ カイセキ ニ ヨル ヨウショク ウナギ ノ サンチ ハンベツ ノ カノウセイ
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説明
日本国内で主に流通している国産養殖ウナギと輸入(中国産・台湾産)養殖ウナギの産地判別の可能性を検討するため,炭素・窒素・酸素安定同位体比を測定した.その結果,炭素および窒素同位体比は,国産ウナギ(δ13C=-17.6±0.6‰(平均値±標準偏差),δ15N=+16.4±0.7‰)は,台湾産(δ13C=-20.5±0.7‰,δ15N=+13.2±1.6‰)および中国産(δ13C=-21.4±0.5‰,δ15N=+14.3±0.9‰)よりも有意に高い値を示し,餌の違いを反映していると考えられた.また,酸素同位体比は,生育水の違いを反映して,国産ウナギ(+7.4±1.4‰)が,中国産(+11.1±0.9‰)および台湾産(+10.0±1.3‰)よりも有意に低い値を示した.以上のことから,炭素・窒素・酸素安定同位体比により国産養殖ウナギと輸入養殖ウナギとの産地判別の可能性が示唆された.
収録刊行物
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- 日本食品科学工学会誌
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日本食品科学工学会誌 56 (9), 495-497, 2009
公益社団法人 日本食品科学工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681385857536
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- NII論文ID
- 10025582563
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- NII書誌ID
- AN10467499
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD1MXht1SktbfK
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- ISSN
- 18816681
- 1341027X
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- NDL書誌ID
- 10351283
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可