4.先天性副腎低形成

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タイトル別名
  • 4. Congenital Adrenal Hypoplasia
  • 先天性副腎低形成
  • センテンセイ フクジン テイケイセイ

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抄録

先天性副腎低形成は,副腎皮質の発生・分化異常のために,副腎サイズが小さく,その機能が低下したものであり,およそ1/10,000~1/15,000出生の頻度で発症をみる先天性の比較的まれな疾患である.本症にはDAX-1遺伝子異常によるX連鎖性先天性副腎低形成と複合型グリセロールキナーゼ欠損症(副腎低形成,デシュンエヌ型筋ジストロフィー,グリセローキナーゼ欠損症)によるもの,SF-1遺伝子異常による常染色体性先天性副腎低形成,さらにはIMAGe症候群の4病型が報告されている.診断は,副腎不全症状と生化学・内分泌検査所見,画像検査さらには遺伝子検査により確定する.<br>

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参考文献 (26)*注記

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