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- 生雲 晴久
- 農林水産省•畜産試験場
書誌事項
- タイトル別名
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- Failure to Reproduce Encephalomalacia occurred in the Field
- ヤガイ ニテ ハッセイシタ ノウ ナンカショウ ノ サイゲン シケン ケッカ
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説明
野外にて発生した鶏ヒナの脳軟化症の再現試験を実施した。脳軟化症を発生したヒナが摂取したとされる飼料にはα-トコフェロールが24ppm含まれていて, この値は日本飼養標準て推奨している10IU/kgを上回っていた。また, 飼料中の過酸化物価も0.87と低い値を示した。これらに対応して, 問題の飼料を食べたヒナの溶血率は全て0%を示し, 同時に血中トコフェロール含量も高い値を示した。以上のことから, 問題の飼料を摂取したヒナはビタミンE欠乏にはなっておらず, 野外にて発生したとされる脳軟化症は, ビタミンE欠乏による栄養性のものではないと判断できる。
収録刊行物
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- 日本家禽学会誌
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日本家禽学会誌 16 (4), 225-227, 1979
日本家禽学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681435095424
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- NII論文ID
- 130003622091
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- NII書誌ID
- AN00186755
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- NDL書誌ID
- 2058393
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- ISSN
- 00290254
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可