正常犬におけるヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド皮下投与の効果
書誌事項
- タイトル別名
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- The Effects of Subcutaneous ANP Administration in Normal Canine
- セイジョウケン ニ オケル ヒト シンボウセイ ナトリウム リニョウ ペプチド ヒカ トウヨ ノ コウカ
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抄録
正常犬に対する心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)の皮下投与の効果を評価するために実験を行った。ANPを25 μg/kgの容量で皮下投与を行い,血中ANPの推移を確認するとともに血圧測定,尿検査を行った。皮下ANP投与後,血中ANPは5分後にピークを迎え(591.5±143.0 pg/ml) 120分ほどでBaselineまで戻った。薬物血中濃度-時間曲線下面積は27,874 min・pg/mlであり,消失半減期は18.9±3.7 minであった。また,収縮期血圧は有意に低下し,尿量も増加した。これらのことから皮下ANP投与は,本研究で用いた投与量でANPの持つ生理活性を示すことが示唆された。
収録刊行物
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- 動物の循環器
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動物の循環器 43 (1), 1-6, 2010
日本獣医循環器学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681436259968
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- NII論文ID
- 10027947288
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- NII書誌ID
- AN10192925
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- ISSN
- 18835260
- 09106537
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- NDL書誌ID
- 11029684
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可