書誌事項
- タイトル別名
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- カルボキシルキ , カルボニルキ オ フクム セルロース エ ノ アクリルアミド ノ グラフト キョウジュウゴウ
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説明
硝酸第二セリウムアンモニウム (Ce塩) を開始剤として, COOH基およびC=O基を含むセルロース試料にアクリルアミド (AM) をグラフト共重合させた。グラフト率はCe塩濃度が1~5mmol/lのとき極大値を示し, その値は試料のC=O基量が増すにつれ高濃度側に移動した。初期の重合速度から見かけの活性化エネルギー5.4kcal/molが得られた。グラフト率, PMAの分子量および見かけの分岐数はC=O基量が増すにつれ増大し, COOH基に影響されない。グラフトポリマーの赤外吸収スペクトルを測定した。<BR>これらのことから, 重合はCe塩とC=O基のレドックス反応により開始され, 鎖末端への重合がOH基へのそれより優先するものと考えられる。
収録刊行物
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- 高分子化學
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高分子化學 30 (337), 239-243, 1973
公益社団法人 高分子学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681497347712
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- NII論文ID
- 130004033128
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- NII書誌ID
- AN00084937
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- ISSN
- 18848079
- 00232556
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- NDL書誌ID
- 7541450
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可