換気効率指標Net Escape Velocityを用いた不均一濃度場の形成構造解明に関する研究 : 第1報-Net Escape Velocityの定義及びRANSモデルによる解析
書誌事項
- タイトル別名
-
- Analysis of Indoor Air Environment based on New Ventilation Index - Net Escape Velocity : Part 1 - Definition of Net Escape Velocity and Calculation Using RANS Model
- カンキ コウリツ シヒョウ Net Escape Velocity オ モチイタ フキンイツ ノウドジョウ ノ ケイセイ コウゾウ カイメイ ニ カンスル ケンキュウ(ダイ1ポウ)Net Escape Velocity ノ テイギ オヨビ RANS モデル ニ ヨル カイセキ
この論文をさがす
説明
空気調和・衛生工学会では,SHASE-S 102にて換気効率指標である規準化居住域濃度(居住域平均濃度と完全混合濃度の比)を用いた換気設計に関して指針を示しているものの,省エネルギー性能と良好な空気質を両立させた高度な環境設計を達成するためには,室内に形成される不均一濃度場に対する更なる理解と評価方法の確立が必要である.本研究は,M.Sandbergによりその名称とイメージのみが示されていた換気効率指標Net Escape Velocity(NEV)に関して,CFD解析を前提とした場合の詳細定義ならびにその解析方法に関して提案を行うと共に,室内不均一濃度場の形成構造をNEVにて再解釈を試みるものである.本報(第1報)では,このNEVの定義に基づき,単純な2次元流れ場を対象としてRANSモデルによる平均拡散場解析を実施した上で,NEV分布の解析を実施すると共に,汚染物質の実質的な排出換気量を示すPurging Flow Rateとの関係を整理した結果を報告する.
収録刊行物
-
- 空気調和・衛生工学会 論文集
-
空気調和・衛生工学会 論文集 37 (181), 33-40, 2012
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282681522264192
-
- NII論文ID
- 110009495664
-
- NII書誌ID
- AN00065706
-
- ISSN
- 24240486
- 0385275X
-
- NDL書誌ID
- 023672224
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可