寒冷地における住宅用燃料電池コージェネレーションシステムの実証実験と評価

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タイトル別名
  • Field Experiment and Evaluation of Residential Fuel Cell Cogeneration Systems in Cold Regions
  • カンレイチ ニ オケル ジュウタクヨウ ネンリョウ デンチ コージェネレーション システム ノ ジッショウ ジッケン ト ヒョウカ

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抄録

本論文は,寒冷地における一般戸建て住宅を対象とした住宅用コージェネレーションシステムの導入効果に関する実証実験を行ったものである.まず,固体高分子形燃料電池の基本性能評価を実施した.定格出力の交流端発電熱効率と排熱回収熱効率は31.6%,44.9%と非常に高い値となった.次いで,中間期・夏期・冬期の照明他・給湯負荷を設定し,燃料電池・マイクロガスエンジンの実証実験を行った.従来方式に対する燃料電池コージェネレーションシステムの一次エネルギー削減率は,それぞれ17.3%,5.6%,24.8%に達した.さらに,数値解析において,年間一次エネルギー削減率は16%に達することを示した.

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