シビアアクシデント対策整備の経緯と「残余のリスク」

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タイトル別名
  • The Circumstances of Severe Accident Measure Implementation and “the Residual Risk”
  • シビアアクシデント タイサク セイビ ノ ケイイ ト 「 ザンヨ ノ リスク 」

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説明

<p> 福島第一原子力発電所の大事故に至った直接的経緯,原因,さらにその根本原因などは,今後の畑村委員会の検証に委ねられているが,津波に対する対策が不十分であったことは明白である。今回の未曾有の大事故を踏まえ,安全設計指針等の改訂やシビアアクシデント(SA)対策の規制要件化が検討されているが,今まで行政指導により民間自主保安として実施されてきたSA対策の経緯,変遷を,SA対策の拡大,充実を目的とした耐震設計審査指針の「残余のリスク」の導入を含めて振り返り,そこから教訓を学び取り,今後の原子力施設の安全性向上の一助としたい。</p>

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