創造的態度における柔軟性とプログラミングに対する様々な意識との関連性 − 高校生を対象とした実証研究 −

書誌事項

タイトル別名
  • The Relationship between Flexibility as a Part of Creative Attitudes and Various Consciousness of Computer Programming: An Empirical study about High School Students in Japan
  • 創造的態度における柔軟性とプログラミングに対する様々な意識との関連性 : 高校生を対象とした実証研究
  • ソウゾウテキ タイド ニ オケル ジュウナンセイ ト プログラミング ニ タイスル サマザマ ナ イシキ ト ノ カンレンセイ : コウコウセイ オ タイショウ ト シタ ジッショウ ケンキュウ

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抄録

本研究の目的は,創造的態度の一つである柔軟性とプログラミングに対する様々な意識との関連性について検討することである.これらの関連性を検討するために,公立高校3校の1年生226名を対象に,創造的態度の柔軟性尺度およびプログラミングに対する様々な意識を把握する項目を用いて,アンケート調査を実施した.この調査で得られたデータを元に,柔軟性に対して探索的因子分析を行なった結果,創造的態度の柔軟性の要素として「知識・外的柔軟性」と「臨機応変・問題解決柔軟性」の2つが存在することが探索的に明らかとなった.そして,この2つの柔軟性因子とプログラミングに対する様々な意識の5項目間では,正の相関が認められた.以上のことから,探索的に明らかとなった2つの柔軟性因子とプログラミングに対する様々な意識を同時に喚起しうる可能性が示唆された.

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