2型糖尿病患者を対象とした食後高血糖に関する意識調査

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  • Survey on Postprandial Hyperglycemia in Patients with Type 2 Diabetes

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説明

2型糖尿病患者を対象に,食後高血糖に関する意識調査を実施した。回答を得られた877名において,自身の食後血糖の状態の把握を希望する患者は82.4%で,CGM/FGMによる血糖変動の測定は74.8%が希望した。必要に応じて,食後高血糖の治療を検討したいという希望も多かった。しかしながら,自身のHbA1c値を把握している患者の割合は92.4%と高かった一方で,食後血糖値に関しては45.6%と半数以下であった。これらのことより,病態に応じて,CGM/FGM,1,5-AGなどを活用し,食後高血糖の状態を医師と患者が相互に認識し,個々の糖尿病治療の適正化につなげる必要があると考えられた。

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