情報化の進展にともなう購買行動の変化が都市の配送活動に与える影響に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Influence of Changing of Shopping Behavior by Informatization on Delivery Activities

抄録

<p>情報技術の進展により、消費者は店舗だけでなくインターネットを通じた買い物をするようになっている。その結果、自宅やオフィスへの配送需要が急激に増加している。そこで本研究では、消費者の購買行動の変化が都市の配送活動へ与える影響を明らかにすることを目的とする。その結果、以下の点が明らかとなった。第一に食料品のような最寄品は実店舗で発注し実店舗で受取をし、衣料品のような買回品はインターネットで発注し自宅で受取る。第二に、インターネットショッピングの増加は、配送活動を増加させるとともに、買い物交通を減少させる。第三に、配送需要を抑制するためには、リードタイムの延長や受取場所の変更が重要である。</p>

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 54 (3), 658-664, 2019-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (4)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ