書誌事項
- タイトル別名
-
- Functional roles of taste signals on regulation of food intake
- おいしさに関わる味のシグナル調節系と肥満
- オイシサ ニ カカワル アジ ノ シグナル チョウセツケイ ト ヒマン
この論文をさがす
説明
筆者らは味覚の遺伝子を追求する過程で、糖尿病マウスの味覚感受性を調べることになり、その結果として、偶然、脂肪細胞から分泌される飽食ホルモンのレプチンが味細胞に働き、甘味を特異的に抑制することを発見した。このシステムはヒトにも存在するものと推定され、ヒトの健常者では甘味閾値は体脂肪量(蓄積エネルギー)に比例する血中レプチン濃度に同調した概日リズムをしめす。不規則な食事や肥満者にこのリズムの変調がみられることから、エネルギーセンサーとしての甘味感受性細胞からの情報はエネルギーホメオスタシスの維持に重要な役割を果たしているものと思われる。
収録刊行物
-
- 日本味と匂学会誌
-
日本味と匂学会誌 13 (2), 125-132, 2006
日本味と匂学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282763013100288
-
- NII論文ID
- 10018230846
- 110004792894
-
- NII書誌ID
- AA11426393
-
- ISSN
- 24241326
- 13404806
-
- NDL書誌ID
- 8068239
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可