バングラデシュ村落社会におけるヒンドゥー・ムスリム間関係の変容

書誌事項

タイトル別名
  • Changes in Relations between Hindus and Muslims in a Bangladeshi Village
  • ―ショマージと青年組合の活動に着目して―
  • A Focus on Activities of the Samaj and Youth Club
公開日
2016-12-15
DOI
  • 10.11384/jjasas.2016.7
公開者
日本南アジア学会

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説明

<p>本稿は、従来個別に扱われてきたバングラデシュのヒンドゥーとムスリムを同一の村落社会空間を共有する主体として捉えなおし、20世紀初頭以降、両者間の関係がいかに構築されてきたのかを、両者が社会的な活動を共同する場であるショマージと青年組合に着目して検討する。事例村では、政治的・社会的な変動に伴うヒンドゥー人口の流出とムスリムの居住空間の拡大により、両者間の物理的・社会的な距離が縮小していった一方で、ヒンドゥーはマイノリティとしての立場を強め、ムスリムがヒンドゥーのショマージの紛争解決や宗教行事に介入することが増えていった。青年組合では、60年以上ヒンドゥーとムスリムが共同してレクリエーション等を実施してきたが、活動の主体や対象は実質的にムスリムに限られるようになり、ヒンドゥーによる参加は形式的なものになっていた。しかし、青年組合はヒンドゥーが村のショマージの一部であることを示す役割を持っていた。</p>

収録刊行物

  • 南アジア研究

    南アジア研究 2016 (28), 7-33, 2016-12-15

    日本南アジア学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763014568704
  • NII論文ID
    130007397651
  • DOI
    10.11384/jjasas.2016.7
  • ISSN
    21852146
    09155643
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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