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- 野崎 瑞樹
- 東洋大学大学院福祉社会デザイン研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Community Social Work Practices and Difficulties in an Aging Society : A Survey of Community Social Workers for the Elderly in Tokyo
- コウレイシャ ノ ミマモリ ニ オケル センモンショク ノ シエン ジッセン ト コンナン ノ ケントウ : トウキョウト ノ ミマモリ センモンショク ニ タイスル シツモンシ チョウサ
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説明
個別支援,地域支援,自治体レベルの活動が期待される見守り専門職は,コミュニティソーシャルワーカーとして機能することが期待されるが,支援内容は不明確で,支援実施上の困難も問題となっている.東京都の地域包括支援センターを中心とした見守り専門職に対する質問紙調査では,問題の「発見プロセス」と「個別対応プロセス」を確認したが,地域活動支援と自治体レベルの活動はあまり行われていないことがわかった.また,個別ケースへの対応や専門職自身の経験不足,機関内外における役割の不明確さが問題となっていた.発見と対応ができれば見守りができていると考えることもできるが,見守りにはその背景にある地域住民の参加による日常性が重要であり,専門職による地域への支援が求められる.また,専門職が住民,専門職・機関,行政を効果的に動かしコーディネートする力を発揮するためには,位置づけや配置等の環境整備も必要である.
収録刊行物
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- 社会福祉学
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社会福祉学 55 (2), 66-78, 2014-08-31
一般社団法人 日本社会福祉学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763022246144
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- NII論文ID
- 110009864863
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- NII書誌ID
- AN00314800
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- ISSN
- 24242608
- 09110232
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- NDL書誌ID
- 025850830
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可