中学生・高校生のグラフの構成・解釈のメタ的知識と手続き的知識の関係
書誌事項
- タイトル別名
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- Secondary school students’ meta-knowledge and procedural knowledge of the construction and interpretation of graphs
- ―おもりとばねの長さの関係を表すグラフの構成・解釈を事例として―
- A case of constructing and interpreting weight-spring length graph
抄録
<p>本研究では,中学生・高校生のグラフの構成・解釈のメタ的知識(認識的知識)と手続き的知識の実態を調査した.グラフの構成・解釈に関わるメタ的知識については,第一に,高校生の方が中学生に比べグラフで表す目的・利点について適切に認識していた.第二に,中学生・高校生はグラフの軸の取り方について一貫した認識を持っていなかった.グラフの構成・解釈に関わる手続き的知識については,第一に,中学生の方が高校生に比べグラフを正しく描ける割合が高くなっていた.第二に,内挿を行う生徒の割合は高かったが,その理由については答えられない生徒が多かった.第三に,中学生は高校生に比べグラフの解釈ができないことから,グラフを描くことが目的になっていると考えられた.グラフの構成・解釈のメタ的知識と手続き的知識との関係については,第一に,変数の名称・単位について書く必要があると認識しているが実際には書けない中学生・高校生は多かった.第二に,正しく内挿するには適切に認識しておく必要があることがわかった.</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 33 (2), 55-60, 2018-12-01
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763072291200
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- NII論文ID
- 130007521824
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可