「インスタ映え」料理写真のSNS掲載による食べ残し増加の可能性

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タイトル別名
  • Increasing leftver foods by posting instagrammable food pictures on SNS

抄録

SNSに写真を掲載することを目的に「インスタ映え」する料理を注文し、それを食べ残すことにより、食品ロスが増加しているかどうかを明らかにするため、Webを利用したアンケート調査を実施した。その結果、外食時に料理を撮影し、かつSNSに掲載した経験があるのは、全数の38%で、SNS利用者の半数以上と考えられた。料理写真のSNS掲載の経験がある者は、写真映え等を意識した注文を行っており、「メガ盛り注文」「共有のための注文」「いいね注文」の経験者は、そのような注文をした時に、撮影やSNS掲載をしないグループよりも有意に食べ残し頻度が大きかった。また、同一回答者でみても、普段よりもそのような注文をした時の方が有意に食べ残し頻度が大きかった。SNSの利用率は今なお増加傾向にあるため、今後SNSへの掲載に起因する食べ残しは増加する可能性がある。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763072962688
  • NII論文ID
    130007540560
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.29.0_105
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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