Isokinetic closed kinetic chainでの下肢筋力評価法の開発

  • 宮地 司
    東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 吉備国際大学大学院 保健科学研究科
  • 河村 顕治
    吉備国際大学大学院 保健科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Development of a Method to Measure the Lower Limb Muscle Strength When Executing Isokinetic Closed Kinetic Chain Movements
  • Isokinetic closed kinetic chain デ ノ カシ キンリョク ヒョウカホウ ノ カイハツ

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説明

<p>〔目的〕閉運動連鎖(CKC)は,前十字靭帯(ACL)再建術後のリハビリテーションに有効とされているが,臨床における筋力評価の多くは開運動連鎖(OKC)で行われている.そこで,本研究はCKCでの筋力測定法の開発を目的とした.〔対象と方法〕健常成人を対象に,開発した等速性CKCでの筋力測定法の信頼性について検討を行った.次にCKCでの下肢伸展およびOKCでの膝伸展のピークトルク(PT)について関係性を検討した.〔結果〕測定の信頼性は良好な値であった.PT値は,CKCはOKCの約2倍と有意に高値を示し,両者は強い相関関係を示した.〔結語〕等速性CKCでの下肢筋力評価は,ACL再建術後患者においても安全に行える可能性を示唆した.</p>

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