iPhoneビジネスモデルの凋落
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- 中田 行彦
- 立命館アジア太平洋大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Fall of iPhone business model
- Why did not iPhone sell?
- なぜiPhoneは売れなくなったのか?
説明
<p>アップル社は、iPhoneでスマホというビジネスモデルを創出した。iPhone発売後、アップルの売上は毎年30~50%増加した。しかし、iPhoneの売上が2018年末に前年同期より減少した。なぜiPhoneは売れなくなったのか?その原因を分析した。アップルは、「あこがれの高級ブランド」で「差別化戦略」を取っている。2018年から有機ELパネルを採用することで状況は一変した。サムスンから有機ELを調達するため、「マルチベンダー」方式を止めてまで「シングルベンダー」方式を取った。デザインが「平板」と期待を裏切った。「ブランド力」以上に「価格」を高くしすぎた。iPhone売上不振の原因は、「差別化戦略」の失敗と言える。</p>
収録刊行物
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- 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
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経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 201906 (0), 209-212, 2019-08-31
一般社団法人 経営情報学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763138453376
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- NII論文ID
- 130007697182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可