書誌事項
- タイトル別名
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- CONSIDERATION OF EVACUATION STRATEGIES EFFECTIVE FOR REDUCING THE NUMBER OF STRANDED PEOPLE AT NURSERY HOMES IN CASE OF LARGE-SCALE FLOODS
抄録
<p> 大規模水害の発生に備え,一般に困難とされる高齢者施設の事前広域避難を効率化する方策を検討するために,入所者のトリアージ基準や避難サイクル等を把握して水害時の孤立者数を推計するシミュレーションモデルを構築した.そして荒川右岸低地氾濫を対象に,避難支援優先順位,避難開始時間,救助隊参加率に応じた孤立者数の減少効果の比較分析を行った.その結果,救助拠点から距離の近い施設の順に避難させるシナリオに比べ,リードタイムの短い施設を優先するシナリオでは100から400人程度孤立者数を軽減できるケースがあった.このように戦略的に避難支援の優先順位を決定し,早期に避難を開始するとともに救助隊の参加率を向上させることにより,劣悪な環境に長期間残され健康状態が危険に晒される入所者の数を大幅に軽減できることが示された.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B1(水工学)
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土木学会論文集B1(水工学) 74 (5), I_1297-I_1302, 2018
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390283659824127104
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- NII論文ID
- 130007757693
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- ISSN
- 2185467X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可