石英からのMFI型シリカライト合成過程へのロジスティック関数の適用

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  • Application of Logistic Function to Synthesis Process of MFI-type Silicalite from Quartz

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抄録

<p>水酸化ナトリウム/石英比の異なる原料から合成したMFI型シリカライトの合成過程解析のためにロジスティック関数の適用を試みた。反応時間の関数として,直線の式(f(t) = at + b),平方根をとった式(f(t) = a√(t) + b)および対数をとった式(f(t) = aln(t) + b)を用いた。パラメーター(aおよびb)の決定は最小2乗法により行った。その結果,合成時間の関数として対数関数(f(t) = aln(t) + b)を用いると最も相関性が高くなった。パラメーターについて検討すると,傾きであるaは合成条件が異なってもほとんど変化しなかったが,切片であるbは反応条件により大きく変化した。また,求めたパラメーターを使って誘導期の長さと成長期の結晶成長速度を求めたところ実験結果と良く整合する値が得られた。</p>

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