ジェンダー論的転回が明らかにする日本宗教学の諸問題

書誌事項

タイトル別名
  • Problems in Japanese Religion that are Clarified by Gender-Critical Turns
  • ジェンダー論的転回が明らかにする日本宗教学の諸問題 : ウルスラ・キングとモーニィ・ジョイを中心に
  • ジェンダーロンテキ テンカイ ガ アキラカ ニ スル ニホン シュウキョウガク ノ ショ モンダイ : ウルスラ ・ キング ト モーニィ ・ ジョイ オ チュウシン ニ
  • Achieving Focus Through Ursula King and Morny Joy
  • ウルスラ・キングとモーニィ・ジョイを中心に
公開日
2019-09-30
DOI
  • 10.20716/rsjars.93.2_31
公開者
日本宗教学会

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説明

<p>本稿ではジェンダー論的転回(gender-critical turns)が明らかにする日本の宗教研究の問題点を概観し、それらを修正するいくつかの方向性を提示していく。この作業にあたり、筆者と個人的な交流があるウルスラ・キング(ブリストル大学名誉教授)とモーニィ・ジョイ(カルガリー大学教授)という二人のフェミニスト宗教学の開拓者・先駆者(trailblazer)の理論的テクストの重要性を、日本で文脈化していく。宗教はグローバルなジェンダー正義を保障するための重要で積極的な要因となりうる。宗教の象徴力と組織力が強大であるがゆえに、宗教はジェンダー平等に敏感なものへと再構築される必要があると主張していく。結論部では、宗教と女性の主体を巡る近年の言説の陥穽とそれが日本の宗教研究に及ぼす個別の影響について考察する。</p>

収録刊行物

  • 宗教研究

    宗教研究 93 (2), 31-55, 2019-09-30

    日本宗教学会

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