下水汚泥を用いた食用きのこ量産化技術の開発ときのこ栽培過程で発生するCO<sub>2</sub>の農業利用への検討

  • 山内 正仁
    鹿児島工業高等専門学校 専攻科 建設工学専攻
  • 島田 温史
    玉川大学 農学部 生産農学科 鹿児島大学 農学部 農業生産科学科
  • 山田 真義
    鹿児島工業高等専門学校 専攻科 建設工学専攻
  • 徳田 裕二郎
    鹿児島工業高等専門学校 専攻科 建設工学専攻 長岡技術科学大学大学院 環境社会基盤工学専攻
  • 八木 史郎
    鹿児島大学
  • 黒田 恭平
    都城工業高等専門学校 物質工学科
  • 香西 直子
    鹿児島大学 農学部 農業生産科学科
  • 山本 雅史
    鹿児島大学 農学部 農業生産科学科

書誌事項

タイトル別名
  • Development of mass production technology of mushroom using sewage sludge and consideration for agricultural use of CO<sub>2</sub> gas generated in mushroom cultivation process
  • 下水汚泥を用いた食用きのこ量産化技術の開発ときのこ栽培過程で発生するCO₂の農業利用への検討
  • ゲスイ オデイ オ モチイタ ショクヨウキノコリョウサンカ ギジュツ ノ カイハツ ト キノコサイバイ カテイ デ ハッセイ スル CO ₂ ノ ノウギョウ リヨウ エ ノ ケントウ

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説明

<p> 本研究では下水汚泥(脱水汚泥)を用いた食用きのこ栽培を目指す上で必要な量産化技術を開発するために,乾き蒸気攪拌装置を用いたヒラタケの量産化試験を実施した. その結果,本装置で培地を7分間攪拌することで脱水汚泥と他の培地材料は均一に混合され,培地の量産化は可能となった. また,乾き蒸気を注入した試験区の子実体収量,形態学特性は対照区と遜色ないことがわかった. さらに,きのこ栽培過程で発生するCO2の農業利用技術を開発することを目的にパッションフルーツを用いたCO2施肥試験を実施した. CO2施肥は成熟日数を増加させ果実重量,糖酸比を有意に高くし,果実品質を向上させることが明らかになった.</p>

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参考文献 (5)*注記

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