小学校プログラミング教育に対する教員の意識調査に基づく促進・阻害要因モデルの検討

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タイトル別名
  • Analysis of Promotion / Inhibition Factor Model Based on Teacher's Attitude Survey for Programming Education at Elementary School
  • ショウガッコウ プログラミング キョウイク ニ タイスル キョウイン ノ イシキ チョウサ ニ モトズク ソクシン ・ ソガイ ヨウイン モデル ノ ケントウ

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抄録

<p>本研究では,小学校でプログラミング教育を推進する具体的な方策を明らかにすることを目的とし,教員向け意識調査を実施し,探索的因子分析を用いて阻害要因や促進要因を抽出した.434人の回答結果から,阻害要因として,「教材等の不足」「格差の認識」「ICT 活用の抵抗感」の3因子が抽出された.促進要因として,「推進体制」「情報提供」「人的支援」の3因子を抽出した.抽出した6因子の関係を明らかにするために,共分散構造分析を用いて,促進要因から阻害要因を解決するための因子間の関係を分析した.その結果,「推進体制」と「情報提供」と「人的支援」の3つの連携が「教材等の不足」と「ICT 活用の抵抗感」の改善につながり,さらに教員や児童のスキルや知識の格差の解消につながる関係にあることを示した.</p>

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